居場所から発展する生活支援

平成29年度「居場所と連携した家族介護者等支援事業」で在宅介護のための基礎講座会場だった二つの居場所から生活支援サービスがスタートしました。

制度枠外の有償ボランティアや近隣住民の助け合いを、ゼロから作り出すのはとても難しいように思いますが、カフェやサロンと言われる地域の居場所なら、すでに仲間が気心の知れた関係になっています。チームはもう出来あがっている訳です。在宅介護の基礎講座で介護に関わる知識は少し得ることができましたし、地域包括支援センターや認知症の家族の会ともご縁が出来ました。何かあれば相談できる「居場所運営者」との連携もあります。ふたつの団体が先陣を切って勇気ある一歩を踏み出したと聞き、取材をさせていただきました。簡易な形で『事例を参考に作戦を練る生活支援立ち上げマニュアル』を作成しました。あとに続く居場所が増えることを願っています。